ニシカワノブログ

太鼓の里(浅野太鼓店)を訪ねて

2016年6月13日

5月20日のブログで、神田三崎神社の祭礼で神田一橋中学の太鼓合奏を見たときのことを書いた。そのとき叩かれていた大太鼓の銘は「浅野太鼓店」で、かつて秋葉原にあった練成中学から、今は神田一橋中学に引き継がれて守られていることに感動したものだ。
ちょうど一月前のことになるが、5月中旬(5月13日)、久しぶりに石川県に行った際に、石川県白山市にある浅野太鼓店の工場・展示施設(太鼓の里)を訪ねた。太鼓の里は、金沢駅から約15キロ程南に位置しているのだが、石川県の特徴として公共交通機関が発達していないので、限られた路線バス以外の交通手段はない。

太鼓の里は浅野太鼓店の工場に隣接して、資料館、展示ショールームがある。私が訪ねたときは、ちょうど県内の中学校のバス見学の最中で、生徒の声で溢れていた。

太鼓の里の内部は、体験学習館として、世界の太鼓や日本の雅楽、祭り、和楽などありとあらゆる太鼓が展示されていた。圧巻は、2メートル強の大太鼓で、自由に鳴らすことができるので、生徒も叩いてみて、その太鼓の音の大きさと腹に響く音色に驚いていた。

太鼓の歴史や種類が詳しく解説されており、太鼓に興味のある人にはたまらない魅力を与えてくれる。

また、館内には、平成18年に秋篠宮殿下、平成19年に常陸宮殿下、華子妃殿下がご訪問なされ、興味深くご覧になられたた時の写真も飾られていた。

金沢は、今、北陸新幹線ブームで、市内の兼六園、金沢城、東茶屋街などが多くの観光客で賑わっている。ちょっと観点を変えれば、この浅野太鼓の音は、それらに勝るとも劣らない素晴らしいものである。興味ある方は、是非、訪ねてみたらいかがだろうか。

なお、隣の展示ショールームの売店で、孫にお土産として「でんでん太鼓」を買った。カラカラと非常にいい音がするが、孫は半年とまだまだ小さいので、これを楽しむには後1年は待たなければならないのが残念である。

東京には、この浅野太鼓店の支店ともいうべき「太鼓の里・饗和館」が、目黒区五本木(駒沢通り沿い)にあり、身近に太鼓に触れることができる。また、浅野太鼓店の「でんでん太鼓」を買いたい方には、銀座二丁目(外堀通り沿い) にある石川県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語 江戸本店」でも販売されているので、そちらへ足を運ぶのもおすすめだ。

(文/西川文明)

 

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