ケースで学ぶ永住許可申請

来日10年で永住許可が下りた典型的な事例|ケースで学ぶ永住許可申請 #01

2025年5月7日

本記事のケーススタディは、実際の相談事例をもとに個人情報保護のため一部内容を変更しています。同じような状況で永住申請を検討している方や、申請の条件をクリアしているか不安な方は、気軽にご相談ください。

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ケース概要

▼ 申請概要

申請条件 在日10年・就労5年
提  出  先 東京出入国在留管理局
追加資料 なし
結  果 永住許可

 

▼ 申請人のプロフィール

国  籍 中国
在留資格 技術・人文知識・国際業務
来日時期 2012年4月( 申請時点で在留10年)
年  齢 30代前半
性  別 女性
職  業 会社員(デザイナー職)
所属機関 日本国内の中小企業
年  収 400万円(直近5年間も300万円以上)
家族構成 独身(日本で一人暮らし)
日本語能力 日本語能力試験N1合格
来日の経緯 子どもの頃から日本のアニメが好きで、母国の高校卒業後に留学のため来日。来日後は日本語学校で日本語を学び、日本の大学(デザイン専攻)に進学。大学卒業後、日本の会社に就職し、建物の設計や空間デザインの仕事に従事。

 

行政書士の対応

事例の解説

申請人は来日してから10年が経ち、将来的に日本で安定して生活を続けたいという思いから、永住申請を行いました。特別な事情や複雑な背景はなく、永住申請のスタンダードな条件を満たしているケースでした。

 

 行政書士の対応

✔ 在留年数の確認

申請人は「留学」で来日し、日本の大学を卒業後は「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で就職し、5年以上継続して就労を続けていました。このように、引き続き10年以上在留、うち5年以上は就労資格で在留という要件を問題なくクリアしていました。

✔ 生活の安定性

過去5年間、年収は300万円以上ありました。区役所で取得した直近5年分の「住民税の課税証明書」で確認しました。また、税金と社会保険料はすべて給料からの天引きで期限内に行っていることを確認しました。

✔ 素行の善良性

日本の法律やルールに違反していないことを確認しました。日本の運転免許を持っていますが、交通違反も一度もありませんでした。

 

このケースのポイント

  • 来日10年・就労5年をクリアしている人は永住許可の可能性あり
  • 直近5年の年収が毎年300万円以上であることが条件
  • 税金と社会保険料は遅れずに納付していることがポイント

 

提出資料リスト

〇 永住許可申請書
〇 永住許可申請セルフチェックシート
〇 理由書
〇 了解書[書式あり]

申請人の来日から現在までの状況を証明する資料
〇 履歴書
〇 住民票
〇 在職証明書(職業を証明する資料として)
〇 最終学歴を証明する資料
〇 日本語能力試験の合格証の写し

申請人の所得と納税状況を証明する資料
〇 住民税の課税証明書(直近5年分)
〇 住民税の納税証明書(直近5年分)
〇 国税の納税証明書(その3)

公的年金・公的医療保険の保険料納付状況を証明する資料
〇 健康保険被保険者証の写し
〇 ねんきんネットの「各月の年金記録」の印刷画面

申請人の資産を証明する資料
〇 預金残高が分かる資料

身元保証人にかかる資料
〇 身元保証書[書式あり]
〇 身元保証人に関する証明資料(運転免許証の写し)

 

永住申請でお悩みの方へ

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