「永住許可申請の結果は、どこに届くの?」
「結果がハガキで届くと許可、封筒が届くと不許可って本当?」
最近、審査期間が長引いていることもあり、質問されることが増えてきた「永住申請の審査結果の届き方」について、わかりやすく説明します。
永住申請の結果は誰に届く?
永住申請の結果は、外国人本人が提出した場合は「本人の住所」に、行政書士に依頼した場合は「行政書士の事務所」に郵送で届きます。
○ 外国人本人が提出 ▷▷▷ 本人の住所に届く
○ 行政書士が提出 ▷▷▷ 行政書士の事務所に届く
永住申請の結果はどう届く?
永住申請を提出後、入管からの通知には次の3パターンがあります。
①「ハガキ」が届く
②「簡易書留」が届く
③「普通郵便」が届く
実は、何が届いたかで、だいたいの内容が予測できます。
① ハガキ ▷▷▷ 永住許可
② 簡易書留 ▷▷▷ 不許可
③ 普通郵便 ▷▷▷ 追加資料の提出依頼
動画では、それぞれのサンプルもお見せしますので、見てみてください。
よくある質問
永住申請の結果が出る時期に、私は海外に行く予定があります。許可の場合、代わりに在留カードを受け取ってもらうことはできますか?
(回答)
永住申請を行政書士に依頼している場合、入管からの電話連絡や郵送での通知は、基本的には行政書士事務所に来ます。
しかし、申請した本人が日本にいないと、代わりに在留カードを受け取ることはできません。
海外に出国する予定がある方は、スケジュールにご注意ください。
結果が「不許可」だったらどうする?
永住申請の結果が「不許可」だった場合、封筒の中に「不許可通知」が入っていますが、丁寧な説明は書いてありません。
そこで、申請した入管に不許可理由を聞きに行きましょう。
たとえば、東京入管の場合は、不許可通知を受け取った2週間後以降に、不許可理由を聞くことができます。
不許可理由を聞くときに持っていくもの
○ 在留カード
○ パスポート
○ 提出資料一式のコピー(※ 申請内容を確認するため)
再申請に向けて、「なぜ不許可になったのか?」を正確に把握することは重要です。
当事務所では、本人が自分で申請した場合でも、不許可理由を一緒に行くことができます。
ご不安のある方は、お問い合わせください。