日本橋三越から銀座通りを挟んだ反対側を歩いていると、三重テラスの前に、なにやら謎のゆるキャラがいました。
「シロモチくん」
三重県の津市をPR するゆるキャラで、津藩初代藩主の藤堂高虎公が仕える主君を探して放浪していたとき、餅屋で売られていた白い餅を全部つまみ食いしてしまったら、餅屋の主人から「これほど見事に召し上がっていただいて、餅屋冥利に尽きます」と笑って許して下さったと言う逸話と、いつか戦の折には「城持ち」になれるようにと兵を励ましたという逸話からデザインされたそうです。
ちなみに、藤堂高虎公がこちら。
(出所)Wikipedia|藤堂高虎
戦に強いだけでなく築城技術にも優れた、文武両道の戦国武将です。豊臣秀吉や徳川家康を含め、7度主君を変えたことでも知られています。
「シロモチくん」のモデルとなった藤堂高虎の旗印がこちら。
(出所)Wikipedia|藤堂高虎
ゆるキャラによる地域活性化の効果には賛否両論がありますが、地元で愛される戦国武将がいるのは、ちょっぴり羨ましかったりします。