ニシカワノブログ

あの頃と変わらない乃木坂を下る

2016年5月8日

国立新美術館の美術展を見た後、ミッドタウンのPALETASという喫茶店で”バースタイル”のちょっと変わったケーキでお茶を飲んで、娘夫婦と別れた。

ひとりになった私は、六本木から乃木坂を下って赤坂へ回ってみることにした。ずっと昔、県庁職員時代に出向で東京配属となったときは、地下鉄利用ばかりだったので、六本木と乃木坂がこんなに近いとは思わなかった。

乃木坂は、私が40年前に訪れた時とほとんど変わっていなかった。相変わらず昔の佇まいが残り、乃木坂の下の道路もあの頃のままだった。

[Photo]乃木神社

 

乃木神社へ降りて行くと、骨董市があったようだが、時間が遅かったため、後片付けの最中であった。
TBSの方へ向かって、さらに乃木坂を下って行った。途中、老舗のお店が目に入り、やがて、TBS赤坂サカスに着く。

[Photo]赤坂サカス

 

毎週日曜の朝、TBSの屋上にあったゴルフ打ち放しの練習場に通ったことを思い出し、懐かしくなった。

ついで、赤坂の町の中に入り、一ツ木通り、みすじ通りと回ってみる。コヒアアラビカが今も残っているのには、さすがだと感心する。赤坂見附の角に、ファーストキッチンが当時のようにあったのを見て、当時、日曜のモーニングに行ったことを懐かしく思う。

赤坂は不思議な街だ。寿司の有職、土佐料理の祢保希(ねぼけ)、赤坂もちの赤坂青野など、古いお店がある一方、新しいお店もまたたくさんある。

赤坂は、古いものと新しいものが同居する街と言っても良いのでないだろうか。この一画の大規模な開発は、まだ先のことだろうか。

[Photo]夕暮れの赤坂から日枝神社をのぞむ

 

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