行政書士事務所の屋号入りの口座を作りに、銀行に行きました。向かった先は、三井住友銀行日本橋支店。
個人事業の屋号入りの口座は、「事務所の屋号+個人名」の名義で開設することになり、また、自宅か事務所の近くの銀行支店でしか作れないというルールがあります。
「どの銀行のどの支店にしよう?」と悩むところではありますが、かつては三井財閥の本拠があり、国の重要文化財にも指定されている三井本館の中にある三井住友銀行日本橋支店で開設できたので、ここにしました。
現存している三井本館は、1929年(昭和4年)に建てられたもので、アメリカのトローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所が設計し、ジェームズ・スチュワート社が施工を行ったそうです。関東大震災で被災した旧三井本館を建て替えたこともあって、その2倍の地震にも耐えることができるように作られていると言われています。また、太平洋戦争後の1945年(昭和22年)から2年間、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が4階と5階の一部を接収していたことでも知られています。最近では、瞬間最高視聴率46.7%を記録したTVドラマ『半沢直樹』で、主人公の半沢直樹が勤める東京中央銀行本店として撮影に使われました。
重厚感たっぷりの扉を押して建物の中に入ると、まさに歴史を感じさせる凜とした空気と天井の高さに圧倒されます。事務所の屋号入りの口座は手続きがめんどくさいとも聞いていたのですが、カウンターで女性の行員さんに親切に教えてもらいながら申請書を記入し、待つこと10分、その日のうちに通帳とカードを受け取ることができました。
口座を開設するのに必要だったものは、次の3つだけでした。
- 本人と住所の確認ができる証明書(運転免許証でOK)
- 「個人事業の開業届出書」
- 届出印
口座開設が完了すると、担当してくれた女性の行員さんが、通帳とカードと一緒に「粗品です」と言って袋を渡してくれました。家に帰って開けてみると・・・
「ミドすけ貯金箱」が入っていました!
ミドすけって誰だ?!ちなみに、ミドすけの90度右方向には「ママすけ」、90度左方向には「パパすけ」もいます。
せっかくなので、500円玉貯金をはじめることにしました。