7月22日(金)から「ゆるキャラグランプリ2016」が始まった。
ユキマサ(行政)くんというのは行政書士制度の宣伝部長として、日本行政書士会連合会が公式キャラクターとして採用したものである。由来は、行政書士制度の基本となる「行政書士法」が昭和26年2月22日に施行(成立は同年2月10日)されたことにちなみ、日付けの語呂合わせから「ニャン、ニャン、ニャン」の猫キャラとしたとのことである。
一方、「にゃんたろう」の方は、あまりなじみの方は、少ないのでないかと思われるが、これも猫のゆるキャラである。
この猫キャラをどうして私が知っているかというと、私の田舎の住まいがある石川県かほく市のゆるキャラであるからだ。こちらの方の由来についても、多少長くなるが説明したい。
もともと、石川県かほく市の合併前の町に宇ノ気町というのがあった。その町は、世界的な哲学者西田幾多郎先生が生誕されている町であった。その縁から宇ノ気町は、同じ世界的哲学者のハイデッガーの生誕地のメスキルヒと姉妹都市交流を結んだ。そのメスキルヒのお祭りに「猫踊り」があり、宇ノ気町では、メスキリヒにならい、同じ猫踊りを町のイベントとするとともに猫をゆるキャラに採用したのである。
西田幾多郎先生
(出所)西田幾多郎記念哲学館ホームページ
かほく市には、石川県西田幾多郎記念哲学館(安藤忠雄先生設計)のほか、富士通グループのPFUの本社などがあり、農産物では「ルビーロマン」というブドウやスイカや「かほっくり」というサツマイモなどが穫れることでも知られている。興味ある方は、金沢から電車で30分程度なので、一度、西田幾多郎記念哲学館を訪ねてみてはどうだろう。近くには、ブドウ狩りができるブドウ園もあるので、自然体験をすることもできる。
いずれにしても、私にとって偶然であるが、ゆるキャラの猫つながりがあることに不思議な感じがする。
最後に私のこのブログを見て頂いた皆様には、ユキマサくんのゆるキャラに一日一回「ポチッ」と投票して頂ければありがたいと思う。(※にゃんたろうは不出場)
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ユキマサくん|ゆるきゃらグランプリ参加キャラクター
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(文/西川文明)