10日くらい前に発注した行政書士の職印が出来上がってきました。四角いハンコで「行政書士 藤井祐剛 之印」と彫られているのですが、大層な桐の箱に入っています。
事務所開業にあたって、机と棚は無印良品のSALE、電話は妻のお古・・・と費用を最小限に抑えてきましたが、職印だけは一生使える本物を買おう!と思い、奮発して「信玄印」という手彫り印を買いました。戦国武将の武田信玄由来の鉱山技術を駆使して作られているというロマンに負けました。
~武田信玄由来の鉱山技術を誇った甲斐の国にて~
江戸時代、名峰富士を仰ぐ甲斐の国(山梨県)の領土内で巨大な水晶鉱が発見されました。金山衆伝来の鉱山技術により、甲斐の国が水晶産地として確立していく中で、水晶の加工技術が発達していきました。水晶は硬く加工が難しい為に、高度な加工技術が育まれていきました。この高度な加工技術を用いて水晶印が製作されるようになったのが甲斐の国の手彫り印章の源泉です。
(出所)「信玄印」山梨物産株式会社HP
いざ手にしてみると、印影の文字は美しく、黒い本体は小さいながらも重厚感があります。
この重厚感・・・、素材の黒水牛とはどういう生き物なんだろう・・・。
「黒水牛」で検索しても、ハンコの写真しか出てきません。
「黒水牛 動物園」で検索してみました。
一生大事に使います。