「理由書」とは?
「理由書」は、永住許可申請をするときの必須書類です。
出入国在留管理庁のホームページにも、以下のように記載されています。
(出典)出入国在留管理庁ホームページ
しかし・・・
永住申請をする外国人
「自由な形式」といわれても、具体的に何を書けばいいのだろう...?
このように困っている人も多いです。
そこで、この記事では「理由書」の書き方のポイントをお伝えします。
「理由書」の目的
理由書を書き始める前に、まずは理由書の目的をしっかりと理解しましょう。
永住許可申請の審査は、法務省が定める「永住許可に関するガイドライン」に沿って行われます。そこには、永住許可の3つの条件が書いてあります。
(1)素行が善良であること(素行善良要件)
(2)独立生計を営むに足りる資産又は技能を有すること(独立生計要件)
(3)その者の永住が日本国の利益に合すると認められること(国益要件)
理由書の目的は、これらの永住許可の3つの条件をクリアしていることを説明することです。
「理由書」の5つの構成
永住許可の3つの条件をクリアしていることを説明するために、当事務所では5つの構成で「理由書」を作成します。
理由書の5つの構成
① 来日から現在までの経緯
② 現在の仕事の状況
③ 現在の生活の状況
④ 身元保証人との関係
⑤ 永住申請をする理由
収入が足りない、転職回数が多い、海外滞在が長いなど、フォローすべき事情がある場合は、それぞれ該当する項目の中で説明を記載します。
「理由書」の書き方の3つのポイント
永住許可申請の審査は、面接などはなく、すべて書面で行われます。
そこで、伝えるべきことがきちんと審査官に伝わるように、当事務所では3つのポイントに留意して「理由書」を作成します。
書き方の3つのポイント
① 文章のわかりやすさ
② レイアウトの見やすさ
③ 永住許可に関するガイドラインを遵守
▼「理由書」の書き方に関する詳しい解説は、動画をご覧ください。
当事務所では、永住許可申請の相談を受け付けています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。