金沢市東部の丘陵地に立地する「シェア金沢」に行ってきました。
“シェア”という名前のとおり、区画一帯に、知的障害児入所施設、大学生向けの住宅、サービス付き高齢者向け住宅、天然温泉施設、レストラン、スポーツ施設などが混在しており、全体を石川県に本部を置く社会福祉法人の佛子園が統括しています。
私は、温泉とレストランが一体となった施設を利用しました。施設内には、高齢者のデイサービスセンターもあります。エリア一帯が様々な業種や世代で、関係者の言葉を借りると、良い意味でまさに「ごちゃ混ぜ」となっています。
シェア金沢では、人々がそれぞれの思いで、地域貢献と業種の展開を図っています。地域一体となったこのような取組は、今後の地域の在り方を示すものとして注目を集めており、2015年4月には、安倍首相も視察で訪問したそうです。
日本版CCRC(Continuing Care Retirement Community)*、ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)といった言葉が華々しく注目される中で、しっかりした理念の下で意欲的な取組を行っている関係者の方々に対し、頭が下がる思いがしました。
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【リンク】Share金沢(シェア金沢)
〒920-1165 金沢市若松町セ104番地1
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*CCRCとは、「健康時から介護時まで継続的ケアを提供するコミュニティ」という意味で、米国で普及しています。日本版CCRCは、地方創生の切り札として注目されています。